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【ストレンジャーシングス シーズン2】徹底解説!あらすじ・相関図・考察まとめ|マインド・フレイヤーの脅威と新キャラ登場

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巻本 栞
匠さん!いよいよ『ストレンジャー・シングス』シーズン2の徹底解説ですね!S1が面白すぎたから、続きが気になってました!

銀馬 匠
ああ。

シーズン2は、S1で残された謎の答え合わせであると同時に、物語のスケールが格段に上がる重要なシーズンだ。

この記事で、S2のあらすじ、相関図、そしてマインド・フレイヤーの謎まで、その全貌を徹底的に見ていこう。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のシーズン1(S1)で描かれたデモゴルゴンとの死闘から約1年。

「ストレンジャーシングス シーズン2」の物語、登場人物の関係性(相関図)、そして新たな謎に関する「考察」を求めている方へ、この記事ではS2のすべてを網羅的に徹底解説します。

S2は、S1で残された謎の答え合わせであると同時に、ホーキンスを襲う「裏側の世界」の脅威が、個体から「組織的」なものへとスケールアップする重要なシーズンです。

この記事を読めば、『ストレンジャーシングス シーズン2』の「あらすじ」と「結末(ネタバレ)」、マックスやビリーといった新キャラクターの登場による「相関図」の変化、そして賛否両論を呼んだ第7話の「カリ(008)」の存在意義や「マインド・フレイヤー」の正体に関する深い「考察」まで、その全貌を理解することができます。

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ストレンジャーシングス シーズン2 あらすじ・ネタバレ・結末

 
 
 
 
 
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S1の事件から1年が経過した1984年のホーキンス。

一見、平穏を取り戻したかのように見えましたが、ウィル・バイヤーズは未だに「裏側の世界」の幻覚に悩まされていました。

ここからは『ストレンジャーシングス 2』の「あらすじ」を、物語の核心に触れる「ネタバレ」や「s2 結末」を含めて時系列で詳細に解説します。

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忍び寄る「影の怪物」マインド・フレイヤー

ウィルが見ていた幻覚は、単なるPTSDではありませんでした。

それは「裏側の世界」からホーキンスを監視する、巨大な「影の怪物(マインド・フレイヤー)」による侵食の兆候だったのです。

ハロウィンの夜、ウィルはついにこの影の怪物に捕らえられ、その精神(スパイ)として肉体を乗っ取られてしまいます。

時を同じくして、ダスティンはゴミ箱で奇妙な生物「ダート」を拾い、秘密裏に飼い始めます。

しかし、ダートは急速に成長し、デモゴルゴンの幼体(デモドッグ)であることが判明。

ダスティンは仲間たちに隠し通せず、事態は悪化していきます。

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エルの帰還とホーキンス研究所の攻防

一方、S1の最後で姿を消したエル(イレブン)は、ホッパー署長にかくまわれ、山小屋で隠遁生活を送っていました。

自分のルーツを知りたいエルは、ホッパーの元を飛び出し、実の母親テリー・アイブスと接触。

そこで、自分と同じ研究所出身の少女「カリ」の存在を知り、シカゴへと向かいます(詳細は後述の考察にて)。

その頃、ホーキンス研究所ではオーエンズ博士の指揮のもと、「裏側の世界」へのゲートの焼却作戦が進められていました。

しかし、これは「宿主」であるウィルを通じてマインド・フレイヤーを刺激する結果となります。

マインド・フレイヤーは、ウィルを操って研究所へ罠を仕掛け、無数のデモドッグを送り込みます。

研究所は地獄絵図と化し、ジョイスの恋人であったボブ・ニュービーが、皆を救うために英雄的な行動を見せ、デモドッグの犠牲となってしまいました

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S2 結末:ゲートの閉鎖とスノーボール

絶体絶命の状況で、エルがホーキンスに帰還します。

仲間たちは、ウィルをマインド・フレイヤーの支配から切り離すため、彼を高温状態にする作戦を実行。

マイクやジョイスたちの呼びかけでウィルの意識が戻り、マインド・フレイヤーの本体がウィルの肉体から追い出されます。

そして、エルはホッパーと共にホーキンス研究所のゲートへ向かい、自らの超能力を最大限制御し、ついに「裏側の世界」へのゲートを閉鎖することに成功します。

『ストレンジャーシングス 2』の「結末」は、ホーキンス中学校で開かれた冬のダンスパーティー「スノーボール」で締めくくられます。

マックスとルーカス、マイクとエルがそれぞれ結ばれ、ダスティンはナンシーに慰められ、ウィルも安らかな表情を取り戻します。

しかし、カメラが反転すると、「裏側の世界」では、閉鎖されたゲートの向こうからマインド・フレイヤーがホーキンス中学校を静かに見下ろしているのでした。

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【各話別】ストレンジャーシングス シーズン2 詳細なあらすじと考察

シーズン2は全9話構成で、S1よりも2話多いエピソードで物語が描かれます。

ここでは各話のあらすじと、見逃せないポイントや考察を詳しく解説します。

第1章:マッドマックス (Chapter One: MADMAX)

 
 
 
 
 
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【あらすじ】
1984年10月28日。

S1の事件から約1年が経ち、マイク、ダスティン、ルーカス、ウィルはアーキードゲームに夢中になっていました。

そこで彼らは「ディグダグ」のハイスコア記録を塗り替えた「MADMAX」という謎のプレイヤーの存在を知ります。

その正体は、カリフォルニアから引っ越してきた転校生のマックスでした。

一方、ウィルは研究所でオーエンズ博士による定期検診を受けていましたが、突如「裏側の世界」の幻覚に襲われます。

そこには空を覆う巨大な「影の怪物」が迫っていました。

ホッパー署長は、不可解なカボチャ畑の腐敗事件を調査し始めます。

そして、ナンシーとスティーブは、バーバラの両親と気まずいディナーを共にしていました。

エピソードの最後、ホッパーは山小屋に戻り、そこで隠れて暮らすエル(イレブン)に食事を渡します。

エルは生きていたのです。

【解説と考察】
第1話は、S2の新たな日常と忍び寄る脅威を見事に描き出しています。

子供たちが熱中するアーケードは80年代文化の象徴であり、『ドラゴンズレア』の失敗シーンはS2全体の困難を予兆させます。

「MADMAX」ことマックスの登場は、少年たちのコミュニティに波紋を投げかけます。

特にダスティンとルーカスが彼女に一目惚れする一方、マイクはエルの不在から心を閉ざしている対比が鮮明です。

ウィルの幻覚が単なるPTSDではないことは、オーエンズ博士の楽観的な診断とは裏腹に、視聴者に強烈な不安を与えます。

この「影の怪物」こそがS2の真のボス、マインド・フレイヤーです。

ホッパーがエルの「父親」代わりになっているという衝撃の事実は、S1のラストで彼が森にワッフルを置いていた行動の答え合わせとなっています。

カボチャ畑の腐敗は、「裏側の世界」の侵食が地上にも及んでいることを示す最初の兆候であり、S2の事件の幕開けを告げています。

第2章:変わり者 (Chapter Two: Trick or Treat, Freak)

【あらすじ】
ハロウィンの日。

マイクたちは4人で『ゴーストバスターズ』の仮装をして学校に行きますが、他の生徒は誰も仮装しておらず、彼らは「変わり者(Freak)」と嘲笑されます。

夜、トリック・オア・トリートの最中、ウィルは再び「裏側の世界」の幻覚を見ます。

マイクの助言に従い怪物に立ち向かおうとしますが、影の怪物はウィルの体内に入り込み、彼は意識を失います。

一方、エルはホッパーとの生活に不満を募らせていました。

「幽霊」の仮装をしてこっそり外出し、無線でマイクの声を傍受しますが、マイクがマックスと一緒にいると誤解し、嫉妬からマックスを転ばせてしまいます。

ダスティンはトリック・オア・トリートから帰宅後、自宅のゴミ箱から奇妙な生物を発見し、「ダート」と名付けて密かに飼い始めます。

ナンシーはスティーブとのパーティで罪悪感から泥酔し、スティーブに「バーバラのことは愛していない」と言い放ってしまいます。

【解説と考察】
『ゴーストバスターズ』の仮装は、彼らが「普通」の少年でありながら、S1で本物のゴースト(デモゴルゴン)と戦ったという皮肉な現実を示しています。

ウィルが怪物に立ち向かい、結果として取り憑かれてしまう展開は、S2における彼の悲劇的な役割(スパイ)を決定づけました。

エルの行動は、思春期の少女としての「自分」と「外の世界」への渇望を示しています。

ホッパーが彼女を守ろうとする行動(3つのルール)は、S1で娘を失った彼のトラウマから来ていますが、エルにとっては束縛でしかありません。

超能力でマックスを転ばせるシーンは、エルの力がまだ未熟で、嫉妬という感情に簡単に左右されてしまう危険性をはらんでいることを示しています。

そして、ダスティンが拾った「ダート」。

ヌガーを好むこの生物が、後のデモドッグであるとこの時点で気づいた視聴者は少なかったでしょう。

ナンシーとスティーブの関係は、バーバラの死という「隠蔽」によって決定的に崩壊し始めます。

巻本 栞
ダート!最初はヌガー食べてて可愛かったのに…まさかあんなことになるとは!

銀馬 匠
ああ。

ダスティンの「科学的な好奇心」と「仲間よりもペットを優先する」という行動が、図らずもホーキンスに最大の脅威を解き放つトリガーの一つになる。

第3章:ポリーウォグ (Chapter Three: The Pollywog)

【あらすじ】
ダスティンは「ダート」を学校に連れて行き、仲間たちに見せびらかします。

しかし、ウィルはそれがS1で自分が吐き出したナメクジ状の生物と同じであり、「裏側の世界」から来たと気づきます。

ダートは急速に成長し、光を嫌う性質を見せます。

マイクがエルを探しに行っている隙に、ダートはダスティンの帽子から逃げ出してしまいます。

一方、ホッパーはカボチャ畑の腐敗の原因が地下にあると確信し、掘り進めます。

ジョイスはウィルが見た幻覚の怪物をビデオに撮ろうとしますが、カメラには何も映りませんでした。

ボブ・ニュービー(ジョイスの新しい恋人)は、ウィルが描いた絵を見て、それがホーキンスの地図ではないかと助言します。

エルはホッパーの資料から、自分の実の母親テリー・アイブスの情報を発見。

ホッパーの制止を振り切り、テレキネシスで彼を拘束し、母親に会うために山小屋を飛び出します。

【解説と考察】
「ポリーウォグ(オタマジャクシ)」と名付けられたダートは、急速な成長と共に危険な兆候を見せ始めます。

ウィルが即座にその危険性を察知するのに対し、ダスティンが「科学的な発見」として執着する姿は、彼の好奇心の強さと危うさを示しています。

このエピソードで輝きを放つのが新キャラクターのボブです。

彼はただの「人の良い恋人」ではなく、ウィルの描いた不可解な落書きから地図としての共通点を見出すという、優れた洞察力(パズル好き)を発揮します。

これが後の伏線として大きく機能します。

そして、エルの家出。

ホッパーとの親子のような口論は、S2のハイライトの一つです。

「友達は嘘をつかない」というS1のルールが、ここではホッパーがエルを守るために嘘をついていた(母親は死んでいない)という形で破られ、エルの怒りが爆発します。

エルは自分のルーツを探す旅に出ることを決意します。

巻本 栞
ボブ、初登場!優しくてオタクっぽくて、すっごく良い人ですよね!

銀馬 匠
彼はS2の重要なキーパーソンだ。

ジョイスやウィルに平穏をもたらす存在であると同時に、AVクラブ創設者としての知識とパズルを解く能力が、後に彼らの命運を分けることになる。

第4章:賢者ウィル (Chapter Four: Will the Wise)

【あらすじ】
ウィルはマインド・フレイヤーの影響で、「今ここ」の記憶を失い始め、体温も低下していました。

ジョイスとマイクは、ウィルが異常な速度で描き続ける絵が、ホーキンスの地下に広がる「ツル」の地図であることを突き止めます。

ホッパーはその地図を頼りに腐敗したカボチャ畑の地下を掘り進み、ついに「裏側の世界」に通じる広大な地下トンネルを発見しますが、ツルに捕らえられてしまいます。

エルは実の母親テリーと再会。

しかしテリーは緊張病状態で、同じ言葉(「呼吸。ひまわり。虹。450。」)を繰り返すだけでした。

エルは能力を使って母親の精神に入り込み、テリーが研究所で自分(ジェーン)を奪われ、ブレナー博士らによって電気ショックを受けた衝撃的な過去を追体験します。

そして、自分と同じ能力を持つ別の少女「カリ」が研究所にいたことを知ります。

ナンシーとジョナサンは、バーバラの死の真相を暴くため、バーバラの両親に「研究所の仕業だ」と伝える計画を立て、公園で密会します。

しかし、その様子はオーエンズ博士の部下に監視されていました。

【解説と考察】
サブタイトルの「賢者ウィル」は、彼がダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)で演じるクレリック(僧侶)の称号ですが、皮肉にも彼は今やマインド・フレイヤーの「スパイ」と化しています。

彼が描く地図は、マインド・フレイヤーがホーキンスを侵食するための設計図でした。

エルのルーツ探訪は、S2の重要なサブプロットです。

母親テリーの悲惨な過去(MKウルトラ計画の犠牲者)を知ることで、エルは自分の存在が「過ち」ではなく、愛する母親から「奪われた」ものであることを知ります。

ここで見つかる「カリ(008)」の存在が、エルの次の目的地(第7話)を決定づけます。

ナンシーとジョナサンの行動は、S1の怪物退治とは異なる「社会派」な戦いの始まりです。

彼らは超能力ではなく、「情報」で研究所という巨大な権力と戦おうとします。

二人の距離が縮まる一方、スティーブは疎外感を深めていきます。

第5章:ディグダグ (Chapter Five: Dig Dug)

【あらすじ】
ホッパーからの連絡が途絶え、ボブが地図の謎を解き明かします。

ウィルの描いた地図はホーキンスの湖や川の位置と一致しており、ホッパーがいる場所を特定。

ジョイス、ボブ、マイク、ウィルはホッパーの救出に向かい、地下トンネルでツルに巻かれたホッパーを発見します。

しかし、彼らがツルを切ると、ウィルが全身に激痛を感じて倒れます。

一方、ダスティンは成長したダートを地下室に閉じ込めますが、ダートは母親の猫ミューズを捕食し、脱走してしまいます。

ルーカスはマックスにS1の事件の真相を打ち明けますが、信じてもらえません。

ナンシーとジョナサンは、怪しげな私立探偵マレー・バウマンの元を訪れ、研究所の陰謀を告発するための協力を求めます。

エルはバスに乗り、シカゴにいるカリを訪ねます。

【解説と考察】
タイトルはアーケードゲーム『ディグダグ』から取られており、まさにホッパーが「地下を掘り進む」展開とリンクしています。

このエピソードでボブの有能さが再び発揮されます

彼がいなければホッパーは死んでいたでしょう。

ウィルがツルの痛みとリンクしている(=宿主である)ことが判明し、事態の深刻さが一層増します。

ダートがついに猫を捕食し、デモゴルゴンとしての本性を現します。

ダスティンが友人たちに秘密にしていたことが、最悪の事態(デモドッグの増殖)を招く一因となります。

ナンシーとジョナサンが訪れるマレーは、S2のもう一人の重要な新キャラクターです。

彼は陰謀論者でありながら鋭い洞察力を持ち、二人の計画を「水で薄めたウォッカ」と評し、より過激な方法(研究所の告発テープを新聞社に送る)を提案します。

そして、二人がお互いに惹かれ合っていることを見抜き、関係を進展させるキューピッド役も果たします。

第6章:スパイ (Chapter Six: The Spy)

【あらすじ】
ウィルはマインド・フレイヤーの「スパイ」として、研究所に偽の情報を送っていました。

オーエンズ博士はウィルの証言に基づき、トンネルの「弱点」とされる場所に部隊を送りますが、そこはデモドッグ(成長したダートの群れ)の巣であり、部隊は待ち伏せを受けて全滅します。

ウィルは「彼にそうさせられた」と泣き崩れます。

ナンシーとジョナサンはマレーの家で一夜を明かし、ついに結ばれます。

翌朝、マレーの計画通り、研究所の悪事を録音したテープを新聞社に送ります。

一方、ダスティンはデモドッグと化したダートを捕獲するため、スティーブに応援を要請。

ルーカスもマックスを連れて合流し、彼らは廃車置き場でデモドッグの群れと対峙することになります。

スティーブは釘バットを手に、子供たちを守るために奮闘します。

【解説と考察】
サブタイトルの「スパイ」は、もちろんウィルのことです。

彼がマインド・フレイヤーの集合意識に取り込まれ、本人の意思とは関係なく敵に情報を送ってしまうという、S2で最も悲劇的な展開が描かれます。

研究所の部隊が全滅するシーンは、映画『エイリアン2』への強烈なオマージュです。

ナンシーとジョナサンの関係が進展する一方、S1の「キング」だったスティーブが、ダスティンに助けを求められ、「ベビーシッター」として覚醒する瞬間が描かれます。

マックスに「スティーブ・“ザ・ヘア”・ハリントン」の髪型の秘訣(ファラ・フォーセットのスプレー)を教えるシーンはコミカルですが、彼がプライドの高い高校生から、責任感のある若者へと成長していることを示しています。

廃車置き場でのデモドッグとの戦いは、S2における子供たち(+スティーブ)のクライマックスの一つです。

巻本 栞
スティーブのベビーシッター覚醒!ここ最高です!ダスティンとのコンビ、大好き!

銀馬 匠
S1の人気者だった彼が、S2でさらに複雑な魅力を持つキャラクターに進化した瞬間だ。

失恋を経験し、年下の子供たちを守ることで、彼自身が人間的に大きく成長する。

S2の裏の主役と言っても過言ではないな。

第7章:失踪 (Chapter Seven: The Lost Sister)

巻本 栞
来ました、第7話…!

正直、いきなりホーキンスから離れて、世界観も変わったから「え?これストレンジャー・シングス?」って戸惑いませんでした?

銀馬 匠
確かに、S2で最も賛否が分かれるエピソードだ。

だが、エルの成長において不可欠な試練だった。

その理由を冷静に解説しよう。

【あらすじ】
このエピソードは全編、シカゴを舞台にしたエルの物語です。

エルはついにカリ(008)とその仲間たち(パンク風のならず者)のアジトにたどり着きます。

カリはエルを「姉妹(Sister)」として歓迎し、自分の能力(幻覚を見せる)を披露します。

カリは、自分たちを傷つけたホーキンス研究所の元職員たちに復讐するために生きていました。

エルはカリから、怒りを力に変える方法を学び、能力を増幅させます。

そして、母親テリーを廃人にした元職員(レイ)への復讐に同行。

エルはレイを追い詰め、殺害寸前までいきますが、彼に幼い娘たちがいることを知り、とどまります。

アジトに戻ったエルは、カリから「復讐か、逃亡か」の選択を迫られます。

しかし、エルは能力を使い、ホーキンスの仲間たち(マイクとホッパー)が研究所でデモドッグに襲われる危機を察知。

エルはカリの引き留めを振り切り、「仲間を救う」ためにホーキンスへ戻ることを決意します。

【解説と考察】
S2で最も賛否両論を巻き起こしたエピソードです。

ホーキンスの緊迫したメインストーリーから完全に離れ、毛色の違う(『X-MEN』のような)物語が展開されるため、多くの視聴者が戸惑いを感じました。

しかし、このエピソードはエルの成長にとって不可欠でした。

エルはここで初めて「家族(姉妹)」と出会いますが、カリの示す道は「怒り」と「復讐」に満ちたものでした。

レイを殺さなかったことで、エルは「ブレナー博士と同じにはならない」という道徳的な選択をします。

カリの「幻覚」の能力は、エルの「物理的な」能力とは対照的です。

このエピソードは、エルに「自分の居場所(HOME)はホーキンスである」と自覚させ、彼女がただの兵器ではなく、「ヒーロー」として覚醒するために必要な試練だったと言えます。

彼女がホーキンスに戻るバスで見せるパンク風の姿は、外見の変化だけでなく、内面的な成長(自分の意志で未来を選ぶ強さ)を象徴しています。

第8章:マインド・フレイヤー (Chapter Eight: The Mind Flayer)

【あらすじ】
研究所はデモドッグの群れに襲われ、壊滅状態に。

オーエンズ博士、ホッパー、ジョイス、マイク、ウィル、ボブは監視室に閉じ込められます。

ウィルはマインド・フレイヤーの意識に完全に支配されつつあり、一同は絶体絶命の危機に陥ります。

この状況を打開するため、ボブがシステムを再起動してロックを解除するという危険な任務に志願します。

彼は見事に任務を遂行し、ホッパーたちを脱出させますが、出口まであと一歩のところでデモドッグに捕らえられ、ジョイスたちの目の前で惨殺されてしまいます。

ホッパーたちはバイヤーズ家に戻り、マインド・フレイヤーから情報を遮断するため、ウィルを物置に拘束します。

マイク、ジョイス、ホッパーはウィルにS1の思い出を語りかけ、彼の意識を呼び戻そうとします。

ウィルは一瞬だけ意識を取り戻し、モールス信号で「CLOSE GATE(ゲートを閉じろ)」というメッセージを伝えます。

その直後、デモドッグがバイヤーズ家に迫りますが、そこにエルが帰還します。

【解説と考察】
S2で最も悲劇的で、最もショッキングなエピソードです。

「ボブ・ニュービー、スーパーヒーロー」の最期は、多くの視聴者の涙を誘いました。

彼は超能力者でも戦闘員でもありませんでしたが、その知性と勇気で全員を救いました。

彼の死は、S2の脅威がS1(デモゴルゴン1体)とは比較にならないほど深刻であることを示しています。

ウィルを尋問するシーンは、映画『エクソシスト』を彷彿とさせます。

マインド・フレイヤー(ウィルス)からウィル(宿主)を切り離すため、彼らは精神的な戦いを挑みます。

ウィルがモールス信号で送った「ゲートを閉じろ」というメッセージは、彼がまだ完全には支配されておらず、内側で戦い続けていることを示す感動的な瞬間です。

そして、デモドッグに囲まれた絶体絶命のタイミングで、パンクスタイルになったエルがドアを開けて登場するシーンは、S2最大カタルシスと言えるでしょう。

巻本 栞
ボブーーーー!!(泣)

あそこは本当にダメです…。

ジョイスの目の前で…思い出しただけで泣きそう…。

銀馬 匠
…ああ。

「ボブ・ニュービー、スーパーヒーロー」。

彼は知性と勇気で全員を救った。

S2の脅威の深刻さと、ヒーローは超能力者だけではないということを示す、悲劇的だが最も英雄的な最期だった。

第9章:ゲート (Chapter Nine: The Gate)

【あらすじ】
仲間たちと再会したエル。

一同はマインド・フレイヤーを倒すための作戦を立てます。

マインド・フレイヤーは「宿主」であるウィルと繋がっているため、ゲートを閉じれば、地上にいるマインド・フレイヤーの分身(ウィルの中を含む)も死ぬはずだと仮説を立てます。

作戦は二手に分かれます。

エルとホッパーはゲートを閉じるために研究所へ。

ジョイス、ジョナサン、ナンシーは、ウィルの中のマインド・フレイヤーを追い出すため、高温の小屋へウィルを連れて行きます。

一方、スティーブ、ダスティン、ルーカス、マックスは、地下トンネルに火をつけてデモドッグたちを引きつける陽動(おとり)役を買って出ます。

スティーブたちは地下トンネルでデモドッグの群れに遭遇しますが、ダートがダスティンを覚えており、一行を見逃します。

ジョイスたちはウィルを高温で苦しめ、ついにマインド・フレイヤーの本体をウィルの体から追い出すことに成功。

そしてエルは、研究所のゲートでホッパーに見守られながら、S1を遥かに超える力(カリから学んだ怒りの制御)を発揮し、ついに「裏側の世界」へのゲートを完全に閉鎖します。

1ヶ月後。

ホーキンス研究所は閉鎖され、バーバラの葬儀が執り行われます。

オーエンズ博士はホッパーにエルの出生証明書(ジェーン・ホッパー)を渡します。

ホーキンス中学校では冬のダンスパーティー「スノーボール」が開催され、マイクとエル、ルーカスとマックスは結ばれます。

しかし、カメラが反転すると、「裏側の世界」ではマインド・フレイヤーが学校を見下ろしていました。

【解説と考察】
最終話は、S2でバラバラになっていた全てのプロットラインが一つに収束し、全員が自分の役割を果たす見事な構成となっています。

特に注目すべきは「3つのチーム」の連携です。

1. **エル&ホッパー(ゲート閉鎖)**: S1では一人で戦ったエルが、今度は「父親」のホッパーに守られ、励まされながら、その力を制御して最大の敵に立ち向かいます。

2. **スティーブ&子供たち(陽動)**: スティーブが完全に「ベビーシッター」兼「リーダー」として機能。

マックスもパーティの一員として認められます。

ダートがダスティンを見逃すシーンは、ダスティンの優しさが報われた瞬間であり、デモゴルゴンにも僅かな知性や記憶がある可能性を示唆しました。

3. **ジョイス&家族(ウィル救出)**: ジョイス、ジョナサン、ナンシーが家族としてウィルを救おうとします。

S1ではウィルを探す物語でしたが、S2はウィルを「取り戻す」物語でした。

「スノーボール」のラストシーンは、S1の『スタンド・バイ・ミー』的な冒険活劇から、S2が『ゴーストバスターズ』的なホラーを経て、最後は80年代の青春映画(ジョン・ヒューズ作品)へのオマージュで締めくくられます。

しかし、世界が反転し、マインド・フレイヤーがまだ存在していることを示すラストカットは、S3への強烈なクリフハンガーとなっています。

巻本 栞
最後はスノーボールでみんな幸せそう!

…と、思ったら、最後の最後でマインド・フレイヤーが!!もう、気になりすぎます!

銀馬 匠
ああ。

ゲートは閉じたが、本体は「裏側の世界」に健在だということを示す、完璧なクリフハンガーだ。

S3への不穏な余韻を残しつつ、S2の物語は幕を閉じる。

ストレンジャーシングス怪物一覧はこちら

世界中を熱狂の渦に巻き込んでいるNetflixの大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。 1980年代のアメリカの小さな町ホーキンスを舞台に、少年少女たちが繰り広げる冒険と、彼らの日常を脅かす不気味な超常現象。 この物[…]

ストレンジャーシングス シーズン2 相関図・登場人物(新キャスト)

シーズン2では、主要キャラクターたちの関係性が大きく変化すると同時に、物語の鍵を握る重要な新「キャスト(登場人物)」が加わりました。

ここでは『ストレンジャーシングス シーズン2』の「相関図」の変化と、新「登場人物」たちを詳しく解説します。

主要キャラクターたちの関係性の変化

S2では、S1で築かれた絆が試され、また新たな友情が芽生えます。

  • エルとホッパー:
    S2で最も大きな関係性の変化は、ホッパーがエルの「保護者(父親)」としての役割を担い始めたことです。

    反抗期の娘(エル)と不器用な父親(ホッパー)のような、緊迫しつつも愛情深い関係性が描かれます。

  • ダスティンとスティーブ:
    ナンシーと別れたスティーブが、ダスティンと行動を共にするシーンが増えました。

    デモドッグとの戦いを通じて、スティーブは子供たちの「ベビーシッター」的な存在となり、ダスティンに恋愛のアドバイスを送るなど、世代を超えた奇妙な友情がS2の大きな魅力の一つとなっています。

  • ナンシーとジョナサン:
    友人バーバラの死の真相を隠蔽する研究所に怒りを覚えるナンシーは、ジョナサンと共に真実を暴こうと奔走します。

    この共同作業を通じて二人の距離は急速に縮まり、ついに恋人関係へと発展します。

  • マイクとエル:
    S2のほとんどの期間、マイクとエルは離れ離れです。

    エルが生きていると信じて毎日無線で呼びかけ続けるマイクの姿と、マイクに会いたい一心で危険を冒すエルの姿が、二人の絆の強さを際立たせました。

シーズン2からの新登場人物(S2 キャスト)紹介

S2の「相関図」に大きな影響を与えた新「キャスト(登場人物)」は以下の通りです。

  • マックス(マキシーン・メイフィールド):
    カリフォルニアからホーキンスに引っ越してきた転校生。

    スケートボードを乗りこなし、アーケードゲーム「ディグダグ」でダスティンたちのハイスコアを抜く(MADMAX)など、活発な少女です。

    当初はエルに嫉妬される場面もありましたが、次第にルーカスと惹かれ合い、最終的にはパーティの一員として受け入れられます。

  • ビリー・ハーグローブ:
    マックスの義理の兄。

    カマロを乗り回し、暴力的かつ高圧的な態度をとる危険な人物です。

    スティーブをライバル視し、ルーカスと親しくするマックスを脅迫するなど、S2では純粋な「人間の悪役」として機能しました

    彼の存在は、S3の物語において極めて重要な役割を果たすことになります。

  • ボブ・ニュービー:
    ジョイスの新しい恋人であり、ホーキンス中学校AVクラブの創設者。

    心優しく知的な人物で、ウィルが描いた地図の謎を解き明かし、ホーキンス研究所からの脱出時にはシステムを復旧させるなど、多大な貢献をしました。

    しかし、脱出の直前でデモドッグに襲われ、ジョイスたちの目の前で命を落とすという悲劇的な最期を遂げます。

  • サム・オーエンズ博士:
    S1のブレナー博士に代わり、ホーキンス研究所の新しい所長となった人物。

    ブレナーとは異なり、ウィルの治療や「裏側の世界」の調査に協力的で、比較的良識的な人物として描かれます。

    「s2 結末」では、ホッパーにエルの偽造された出生証明書(ジェーン・ホッパー名義)を手配し、彼がエルを法的に養子にできるよう取り計らいました。

ストレンジャーシングス 2 考察・解説(謎と伏線)

『ストレンジャーシングス 2』は、S1の謎に答えながらも、さらに壮大な物語の序章となる多くの謎や伏線を残しました。

ここでは「ストレンジャーシングス 2 考察」として、特に重要なポイントを「解説」します。

賛否両論の第7話「失踪」- シーズン全体における位置づけ

S2の「解説」で最も物議を醸したのが、エピソード7「失踪」です。

この「シーズン2 7話」は、前後のエピソードとの繋がりが薄く、ホーキンスの緊迫した展開から一時的に離脱するため、多くの批判を受けました。

  • カリ(008)とは何者か:
    「カリ」は、エル(イレブン=011)と同じくホーキンス研究所で実験体となっていた少女で、「008」のナンバーを持っています。

    彼女の能力は、他人の脳に干渉して「幻覚」を見せることです。

    研究所から脱走した彼女は、自分たちを傷つけた研究所の元職員たちに復讐するため、仲間と共に犯罪行為に手を染めていました。

  • 第7話の存在意義(考察):
    各話解説でも触れましたが、このエピソードはS2全体、ひいてはシリーズ全体において重要な役割を持ちます。

    第一に、エルが「ホーキンスの外」にも世界があり、自分と同じ「姉妹」がいることを知ったことです。

    第二に、エルが「力(怒り)の制御」を学ぶ重要な機会であった点です。

    第三に、復讐に生きるカリの姿を反面教師とし、エルが自らの意志で「守るべき場所(ホーキンス)」へ戻ることを選んだ点です。

    このエピソードがなければ、エルは最終話でゲートを閉じるほどの強大な力をコントロールできなかった可能性が高く、彼女の精神的成長を描く上で不可欠な「寄り道」だったと言えます。

ダートの正体とマインド・フレイヤーの謎

S2における「裏側の世界」の生態系について考察します。

  • ダートの正体:
    ダスティンがヌガーを与えて育てた「ダート」は、デモゴルゴンの幼生体でした。

    興味深いのは、ダートが一時的にダスティンに懐いていた点です。

    これは、デモゴルゴンが純粋な悪ではなく、初期段階では刷り込みのような現象が起きる可能性を示唆していますが、最終的にはマインド・フレイヤーの集合意識に支配されました。

    しかし、地下トンネルでダスティンと再会した際、ダートは彼を攻撃せず見逃しており、かすかな絆が残っていたことが描かれています。

  • マインド・フレイヤー(影の怪物)の正体:
    S2で登場した真の黒幕、それが「マインド・フレイヤー」です。

    デモゴルゴンやデモドッグが単なる捕食者であったのに対し、マインド・フレイヤーは高度な知性を持ち、「裏側の世界」の全ての生物を支配する集合意識の頂点に立つ存在です。

    ウィルを「宿主」に選んだのは、S1でウィルが「裏側の世界」に滞在したことで、二つの世界の橋渡し役として最適だと判断したためと考えられます。

    マインド・フレイヤーは、ウイルスのようにウィルを侵食し、デモドッグたちを操り、ホーキンスを「裏側の世界」の環境に作り替えようとしました。

シーズン3へ続く伏線

S2は多くの問題を解決しましたが、最大の脅威は残されました。

  • 裏側の世界のマインド・フレイヤー:
    エルはゲートを閉じましたが、マインド・フレイヤー本体を倒したわけではありません。

    「s2 結末」のスノーボールのシーンで、裏側の世界からホーキンスを見下ろすマインド・フレイヤーの姿は、S3で再び侵攻を開始することを明確に予告しています。

  • ビリーの脅威:
    S2では人間としての脅威であったビリーですが、彼の不安定で暴力的な精神は、マインド・フレイヤーにとって新たな「宿主」として格好の標的となる可能性を秘めています。

    S3では、彼の存在が物語の核心に深く関わってきます。

  • オーエンズ博士とエルの存在:
    オーエンズ博士がエルの出生証明書を偽造したことで、エルは「ジェーン・ホッパー」として表の世界で生きる第一歩を踏み出しました。

    しかし、研究所が完全に閉鎖されたわけではなく、政府が「裏側の世界」やエルの能力を監視し続けているであろうことは、S3以降の展開にも影響を与えます。

『ストレンジャー・シングス』シーズン3(S3)では、これらの伏線が回収され、さらに過酷な戦いがホーキンスの夏を襲います。

S2で複雑化した人間関係や新たな脅威が、S3でどう展開するのか、ぜひ続けてご覧ください。

まとめ

銀馬 匠
これでシーズン2の全貌が理解できたはずだ。

S1の後処理と、ウィルやエルの心の再生を描きつつ、「マインド・フレイヤー」というシリーズ最大の脅威を提示した。

巻本 栞
本当に濃いシーズンでした!

ボブの活躍とスティーブの成長、そしてマインド・フレイヤーの不気味さ…。

S3がますます楽しみになります!

『ストレンジャーシングス シーズン2』の「あらすじ」「相関図」「考察」について、詳細に解説しました。

S2は、S1の事件の後処理と、ウィルやエルの心の傷の再生を描くと同時に、「マインド・フレイヤー」というシリーズ最大の脅威を提示したシーズンでした。

  • あらすじ・結末: ウィルがマインド・フレイヤーに憑依されるも、エルがゲートを閉鎖し、仲間たちの活躍でウィルは救出された。

    しかし、ボブが犠牲となり、マインド・フレイヤー本体は裏側の世界に健在である。

  • 相関図・登場人物: マックス、ビリー、ボブといった新「キャスト」が登場。

    エルとホッパーの父娘関係、ダスティンとスティーブの友情、ナンシーとジョナサンの接近など、関係性が大きく発展した。

  • 考察・解説: 賛否両論の「シーズン2 7話」は、エルの精神的成長に不可欠なエピソードであった。

    「カリ(008)」や「ダート」の存在は、S3以降の「裏側の世界」の謎を解く鍵となっている。

新たな仲間と絆を深め、ひと時の平和を取り戻した少年少女たち。

しかし、裏側の世界で見下ろす影の怪物の存在が、次なるシーズンの壮絶な戦いを予感させます。

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参考資料

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