Netflixが誇る大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。
そのシーズン4は、シリーズ史上最長のボリュームと最もダークな展開、そして最終シーズン(シーズン5)へと繋がる最大の謎が提示された、まさに「序章の終わり」と呼ぶにふさわしいシーズンとなりました。
舞台はホーキンス、カリフォルニア、そしてロシア(カムチャツカ)と3つに分かれ、それぞれが絶望的な状況に立ち向かいます。
この記事では、『ストレンジャー・シングス』シーズン4の全貌を、検索ユーザーが求める4つの主要なトピック(「あらすじ・ネタバレ・結末」「相関図・登場人物」「考察」「挿入歌・曲」)に分けて、8000文字を超えるボリュームで徹底的に解説します。
シーズン4を観終えた方も、これから観る前の予習をしたい方も、この記事を読めばシーズン4のすべてが分かります。

Vol.2の最後は衝撃的すぎて…。

3つの場所で話が同時進行して、最後は最悪の形でホーキンスが一つになった。
最終決戦への盛り上がりがすごかったな。
『ストレンジャーシングス シーズン4』あらすじ・ネタバレ・結末を徹底解説
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シーズン4は、スターコート・モールの戦いから約8ヶ月後、1986年の春休みから始まります。
物語は大きく「Vol.1(第1話〜第7話)」と「Vol.2(第8話〜第9話)」に分かれており、それぞれが衝撃的な結末を迎えました。
ここでは、3つの舞台で同時進行したストーリーを、時系列に沿ってネタバレありで解説します。
Vol.1(第1話〜第7話)のあらすじ:新たな脅威「ヴェクナ」の誕生
【ホーキンス組】惨劇の始まりとヴェクナの呪い
ホーキンスでは、マイクと離れたイレブンを失った喪失感を抱えながらも、ダスティン、ルーカス、マックス、スティーブ、ナンシー、ロビンらが高校生活を送っていました。
ルーカスはバスケットボール部の人気者になろうと必死で、ダスティンとマイク(春休みで帰省中)は、エディ・マンソン率いる「ヘルファイア・クラブ」でD&Dに夢中になっています。
マックスは、兄ビリーの死(シーズン3)による深いトラウマを抱え、ルーカスや友人たちと距離を置いていました。
そんな中、ホーキンスで残虐な連続殺人事件が発生します。
最初の犠牲者は、バスケ部のクリッシー。
彼女はエディのトレーラーハウスで、身体が宙に浮き、四肢を折られ、眼球を潰されるという悲惨な死を遂げます。
現場にいたエディは容疑者として追われる身となります。
ダスティンたちは、この事件が「裏側の世界」の仕業であると確信。
スティーブ、ロビン、マックス、ナンシーと共に調査を開始し、この新たな脅威をD&Dのキャラクターにちなんで「ヴェクナ」と名付けます。
ヴェクナは、過去に深いトラウマを抱える若者をターゲットにし、幻覚を見せて精神的に追い詰め、最後には惨殺するという手口でした。
次の犠牲者フレッド(ナンシーの同僚)、パトリック(バスケ部員)も同様の手口で殺されます。
調査を進める中で、マックスもまたヴェクナのターゲットにされてしまいます。
ビリーの死の罪悪感に苛まれていたマックスは、ヴェクナの幻覚(時計の音、ビリーの幻影)に苦しめられます。
ナンシーとロビンは、精神病院に収監されているヴィクター・クリール(過去に家族を惨殺したとされる男)に面会し、ヴェクナが古くから存在していた可能性に気づきます。
ヴェクナの呪いにかかったマックスを救うため、ダスティンたちはヴェクナが音楽に弱いことを突き止めます。
マックスが最も愛する曲、ケイト・ブッシュの「Running Up That Hill(邦題:神秘の丘)」をカセットテープで流し、マックスは友人たちとの思い出を力に、ヴェクナの精神世界から現実世界へ奇跡の生還を果たします。
一方、スティーブたちは湖(ラバーズ・レイク)に開いた「ウォーター・ゲート」から裏側の世界へ侵入。
そこでデモバットの群れに襲われながらも、エディのいる現実世界のトレーラーハウスの天井に開いたゲート(クリッシーが殺された場所)を発見します。
Vol.1の最後、ナンシーはゲートを通過しようとした瞬間にヴェクナに捕らえられ、ヴェクNAの衝撃的な過去(正体)を見せられることになります。
【カリフォルニア組】イレブン能力回復「ニーナ・プロジェクト」
ホーキンスを離れ、カリフォルニアでジョイス、ウィル、ジョナサンと暮らすイレブン(エル)。
彼女は超能力を失い、学校では壮絶ないじめに遭っていました。
春休みでマイクが訪れますが、二人はすれ違ってしまいます。
イレブンは、いじめの主犯格アンジェラをローラースケートで殴打し、警察に逮捕されてしまいます。
その移送中、イレブンはオーエンズ博士(ホーキンス研究所の元所長)によって保護されます。
オーエンズ博士は、ホーキンスで起きている新たな危機を告げ、イレブンに能力を取り戻すための極秘実験「ニーナ・プロジェクト」への参加を要請します。
一方、マイク、ウィル、ジョナサン、そしてジョナサンの友人アーガイルは、イレブンを追ってきた政府(サリバン中佐)の部隊に襲撃されます。
彼らは、オーエンズ博士の部下のダイ(負傷)から受け取ったペン型通信機に隠された座標「ニーナ」を頼りに、アーガイルのピザバンで砂漠の地下施設(ニーナ・プロジェクトの場所)を目指します。
イレブンは、ニーナ・プロジェクト(感覚遮断タンクと過去の記憶へのダイブ)により、ホーキンス研究所での辛い過去と再び向き合うことになります。
そこで彼女は、研究所の職員(ピーター・バラード)と心を通わせますが、彼こそが「001(ワン)」であり、研究所の惨劇を引き起こした張本人であることを思い出します。
そしてVol.1のラスト、イレブンは自らの手で001を「裏側の世界」へ追放し、その衝撃で最初のゲートを開いてしまったこと、そして001が裏側の世界で変貌した姿こそが「ヴェクナ」であったことを知ります。
【ロシア(カムチャツカ)組】ホッパーの救出作戦
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シーズン3のラストで死亡したと思われていたホッパーは、ロシア・カムチャツカの極寒の刑務所に収監されていました。
彼はジョイスに謎の暗号(人形)を送り、生存を伝えます。
ジョイスはマレー(陰謀論者)と共に、ホッパーの脱出を手引きするロシア人看守「エンゾ」(本名:ディミトリ・アントノフ)と合流するためアラスカへ飛びます。
しかし、エンゾの仲間ユーリの裏切りにより、ジョイスとマレーもロシア(カムチャツカ)で捕らえられてしまいます。
ホッパーは過酷な労働と拷問に耐えながらも、他の囚人たちと共に、刑務所が飼育する「デモゴルゴン」との決闘を強いられます。
絶体絶命の危機の中、刑務所に潜入したジョイスとマレーがデモゴルゴンのいる闘技場の扉を開け、ホッパーとエンゾは九死に一生を得ます。
Vol.1の最後、ホッパーとジョイスは涙の再会を果たします。
しかし、彼らが目にしたのは、刑務所内で秘密裏に研究されていた多数のデモゴルゴンと、裏側の世界の「粒子(マインド・フレイヤーの欠片?)」でした。
Vol.2(第8話〜第9話)のあらすじ・結末:ホーキンス最終決戦
シーズン4のクライマックス(最終2話)は、ヴェクナを倒すための壮大な4段階作戦が描かれます。
1. ロシア組(ホッパー、ジョイス、マレー)
ホッパーたちは、刑務所内のデモゴルゴンを倒せば、ヴェクナの「ハイヴ・マインド(集合意識)」を通じてホーキンスの仲間を助けられると仮説を立てます。
彼らは刑務所内に残るデモゴルゴンの群れを火炎放射器で焼き払い、ヴェクナの力を一時的に弱めることに成功します。
2. カリフォルニア組(イレブン、マイクたち)
ニーナ・プロジェクトで能力を取り戻し、ヴェクナの正体を知ったイレブン。
彼女はホーキンスの危機を察知し、マックスの精神世界へ「ピギーバック(遠隔介入)」することを決意します。
アーガイルのピザ屋で塩水を満した即席の感覚遮断タンク(ピザ生地用の冷凍庫)に入り、マックスの意識の中へダイブします。
3. ホーキンス組(スティーブ、ナンシー、ロビン)
スティーブ、ナンシー、ロビンは「裏側の世界」のクリールハウスにいるヴェクナ本体(肉体)を直接攻撃する役割を担います。
彼らは火炎瓶(ヴェクナの弱点)を準備し、裏側の世界へ侵入します。
4. ホーキンス組(ダスティン、エディ、ルーカス、マックス、エリカ)
マックスは、ヴェクナをおびき寄せるための「おとり」となります。
ルーカスとエリカが現実世界のクリールハウスでマックスを守り、ダスティンとエディは「裏側の世界」でデモバットの群れを引きつける役目を担います。
最終決戦と衝撃の結末
作戦は開始されますが、ヴェクナの力は強大でした。
マックスはヴェクナの精神世界に捕らえられ、ルーカスはマックスを守ろうとしますが、バスケ部のジェイソン(エディを追う)に妨害されます。
裏側の世界では、エディがデモバットの群れを引きつけるため、メタリカの「Master of Puppets」をギターで爆音演奏します。
彼はダスティンを逃がすため、自らおとりとなり、デモバットの群れに立ち向かい、英雄的な最期を遂げます。
スティーブたちもヴェクナ本体に火を放ちますが、ヴェクナは倒れません。
精神世界でヴェクナに拘束されたマックスは、四肢を折られ、失明し、心停止状態に陥ります。
ヴェクナの呪いが発動し、マックスは「4人目の犠牲者」となってしまいます。
その瞬間、ホーキンスの各地(ヴェクナが犠牲者を出した場所)で巨大な亀裂が走り、4本の亀裂が合体。
現実世界と裏側の世界を繋ぐ巨大な「ゲート」がホーキンスの街を十字に引き裂き、大地震と壊滅的な被害をもたらします。
絶望の中、イレブンが能力を使い、停止したマックスの心臓を蘇生させますが、マックスの意識は戻りません。
シーズン4の結末
ロシアから帰還したホッパーとジョイス、カリフォルニアから戻ったイレブンたち。
ホーキンスで再会を果たした彼らが見たものは、地震(とカモフラージュされた)によって荒廃した故郷でした。
マックスは病院で昏睡状態。
イレブンが彼女の心(精神)を探りますが、そこには何もありませんでした。
ラストシーン。
ホーキンスの空から、「裏側の世界」の雪のような胞子が降り注ぎます。
ウィルは首筋を押さえ、「彼(ヴェクナ)が近くにいる、彼が傷ついているのを感じる」とマイクに告げます。
イレブンたちが丘の上から見下ろすホーキンスの街には、裏側の世界の植物が侵食し、空は赤く染まり、巨大なゲートから煙が立ち上っていました。
シーズン4は、ヴェクナ(001)が計画通りホーキンスの破壊を成し遂げ、裏側の世界が現実世界へ侵食を始めた、最悪のクリフハンガーで幕を閉じます。
『ストレンジャーシングス シーズン4』相関図・登場人物(新キャラ解説)
シーズン4はキャラクターが3つのグループに分散したため、関係性が複雑になりました。
ここでは、主要な登場人物の動向と、物語の鍵を握る新キャラクター(キャスト)を解説します。
※相関図は、各グループの関係性として説明します。
グループ1:ホーキンス組
ホーキンスに残ったメンバー。
ヴェクナによる連続殺人事件の謎を追い、裏側の世界での最終決戦に臨みます。
- マックス・メイフィールド (演: セイディー・シンク)
シーズン3での兄ビリーの死により深いトラウマを抱え、友人たちと距離を置く。
ヴェクナの3番目のターゲットにされるが、音楽(Running Up That Hill)の力で生還。
最終決戦では「おとり」役を引き受け、ヴェクナの呪いにより瀕死の重傷(失明・四肢骨折・心停止)を負う。
イレブンに蘇生されるも意識不明の昏睡状態に。 - ダスティン・ヘンダーソン (演: ゲイテン・マタラッツォ)
ホーキンス組の頭脳。
ヘルファイア・クラブに所属し、エディと親交を深める。
ヴェクナの謎解明の中心人物。
スージー(恋人)の協力を得てニーナ・プロジェクトの場所も突き止める。
エディの最期を看取る。 - ルーカス・シンクレア (演: ケイレブ・マクラフリン)
人気者になりたい一心でバスケットボール部に所属し、ヘルファイア・クラブの仲間(ダスティン、マイク)とすれ違う。
マックスが危機に陥ったことで仲間たちと合流。
最終決戦ではマックスを守るが、ジェイソンに妨害され、マックスの呪いを止められなかった。 - スティーブ・ハリントン (演: ジョー・キーリー)
ビデオ屋でロビンとバイト中。
高校生たちの面倒見の良い「ママ」的存在。
裏側の世界へのゲート(ウォーター・ゲート)を最初に発見し、デモバットに重傷を負わされる。
最終決戦ではナンシー、ロビンと共にヴェクナ本体を攻撃。 - ナンシー・ウィーラー (演: ナタリア・ダイアー)
ホーキンス高校の新聞部で、連続殺人事件を追う。
ロビンと共にヴィクター・クリールに面会。
ヴェクナに精神を乗っ取られ、その正体(001=ヘンリー)と目的を知る。
スティーブとの関係が再燃する一方、遠距離恋愛中のジョナサンとはすれ違いが続く。 - ロビン・バックリー (演: マヤ・ホーク)
スティーブの親友。
その鋭い洞察力で謎解明に貢献。
精神病院での調査や、クリールハウスの謎(音楽)を解明する活躍を見せる。
同性のクラスメイト、ヴィッキーに想いを寄せる。 - エリカ・シンクレア (演: プリア・ファーガソン)
ルーカスの妹。
相変わらず口は悪いが、D&Dの知識を活かし、ヘルファイア・クラブの代役を務めるなど、仲間として積極的に作戦に参加する。
グループ2:カリフォルニア組
ホーキンスを離れ、カリフォルニアで新生活を始めたメンバー。
イレブンの能力回復と救出がミッションとなります。
- イレブン (エル) (演: ミリー・ボビー・ブラウン)
超能力を失い、ジェーン・ホッパーとして高校生活を送るも、いじめに遭う。
オーエンズ博士と共に「ニーナ・プロジェクト」に参加し、過去の記憶(001との対決)と能力を取り戻す。
ホーキンスの危機を救うため、遠隔(ピギーバック)でヴェクナと対決する。 - マイク・ウィーラー (演: フィン・ヴォルフハルト)
春休みを利用し、イレブンに会いにカリフォルニアへ。
イレブンとのすれ違いに悩む。
イレブンが連行された後、ウィル、ジョナサン、アーガイルと共に彼女を追う。
最終決戦では、精神世界で戦うイレブンに「愛している」と伝え、彼女を勇気づける。 - ウィル・バイヤーズ (演: ノア・シュナップ)
カリフォルニアでも馴染めず、孤独を抱える。
親友マイクへの秘めた想い(恋愛感情)と、マイクがイレブンばかりを気にかけることへの嫉妬に苦しむ。
裏側の世界との繋がり(首筋の感覚)が再発し、ヴェクナの存在を感知し続ける。 - ジョナサン・バイヤーズ (演: チャーリー・ヒートン)
ナンシーとは遠距離恋愛中。
カリフォルニアでの新生活や進路に悩み、アーガイルとマリファナに逃避している。
イレブン捜索の旅を通じて、弟ウィルの苦悩に気づき、彼を受け入れる姿勢を見せる。
グループ3:ロシア(カムチャツカ)組
シーズン3のラストで捕らえられたホッパーと、彼を救出に向かうジョイスたちのグループ。
- ジム・ホッパー (演: デヴィッド・ハーバー)
ロシアの刑務所で過酷な労働と拷問に耐える。
デモゴルゴンとの死闘を繰り広げる。
ジョイス、マレー、エンゾ(ディミトリ)と共に刑務所からの脱出を図る。
最終決戦では、ホーキンスの仲間を助けるため、刑務所内のデモゴルゴンを殲滅する。 - ジョイス・バイヤーズ (演: ウィノナ・ライダー)
ホッパー生存の暗号を受け取り、マレーと共にアラスカ経由でロシアへ向かう。
ユーリの裏切りに遭うも、機転を利かせて刑務所に潜入し、ホッパーと感動の再会を果たす。 - マレー・バウマン (演: ブレット・ゲルマン)
ジョイスの無謀な救出作戦に同行。
ロシア語と空手の知識(?)を活かし、ジョイスをサポート。
火炎放射器でデモゴルゴンを焼き払う大活躍を見せる。
シーズン4の主要な新キャラクター(新キャスト)
シーズン4の物語を動かした、最も重要な新登場人物(キャスト)たちです。
- エディ・マンソン (演: ジョセフ・クイン)
ホーキンス高校のD&Dクラブ「ヘルファイア・クラブ」のリーダー。
メタルを愛する派手な外見だが、心優しい青年。
クリッシー殺害の容疑者にされ、街中の敵(特にバスケ部)から追われる。
ダスティンと強い絆で結ばれる。
最終決戦では、デモバットの大群からダスティンを守るため、「逃げずに戦う」ことを選び、英雄的な死を遂げる。
シーズン4で最も人気を博した新キャラの一人です。 - ヴェクナ / ヘンリー・クリール / 001 (ワン) (演: ジェイミー・キャンベル・バウアー)
シーズン4の最大の敵。
裏側の世界の支配者であり、ホーキンスで連続殺人を行う。
その正体は、超能力を持つ青年ヘンリー・クリール。
1959年に家族を惨殺(ヴィクター・クリール事件の真相)した後、ブレナー博士に引き取られ、ホーキンス研究所の被験者「001(ワン)」となる。
研究所の職員ピーター・バラードとしてイレブンに近づき、彼女を利用して能力抑制チップを外させ、研究所で大虐殺を行う。
イレブンとの対決に敗れ、裏側の世界へ追放され、落雷のようなエネルギーを浴びて現在の「ヴェクナ」の姿へと変貌した。 - アーガイル (演: エドゥアルド・フランコ)
ジョナサンのカリフォルニアでの親友。
ピザ屋「サーファー・ボーイ・ピザ」の配達員。
常にハイテンションでマイペースな大麻愛好家(ストーナー)。
カリフォルニア組の逃走劇に巻き込まれ、彼のピザバンが移動手段として大活躍する。 - ディミトリ・アントノフ(エンゾ) (演: トム・ヴラシア)
ホッパーが収監された刑務所の看守。
金のためにホッパーの脱出を手引きするが、ユーリの裏切りで彼も囚人となる。
ホッパーと共にデモゴルゴンと戦い、行動を共にする。 - ジェイソン・カーヴァー (演: メイソン・ダイ)
ホーキンス高校バスケ部のキャプテンで、クリッシーの恋人。
クリッシーの死をエディ(ヘルファイア・クラブ)の仕業と思い込み、街の住人を扇動して「悪魔狩り」を始める。
正義感(とキリスト教信仰)が暴走し、最終決戦でルーカスと対立。
ホーキンスに亀裂(ゲート)が開いた際、その裂け目に巻き込まれ死亡する。
『ストレンジャーシングス 4』考察:ヴェクナの正体とマックスの行方
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シーズン4は、シーズン5(ファイナルシーズン)に向けた多くの謎と伏線を残して終わりました。
ここでは、最大の謎である「ヴェクナの正体と目的」そして「マックスの行方」について、S4で明かされた情報を基に徹底的に考察・解説します。

彼は本物のヒーローです!

それと、マックスもだ。
あの結末はあまりにも辛い。
シーズン5が待てないな。
考察1:ヴェクナの正体=001=ヘンリー・クリール 時系列まとめ
シーズン4の最大の衝撃は、ヴィラン「ヴェクナ」の正体が、ホーキンス研究所の最初の被験者「001(ワン)」であり、さらにその正体が「ヘンリー・クリール」であったことです。
この複雑な背景を時系列で整理します。
- 1950年代(ヘンリー・クリール時代)
- ヘンリー・クリールは、ホーキンスに越してきたヴィクター・クリールの息子として生まれる。
- 幼少期から人間嫌いで孤独を好み、クモにシンパシーを感じる少年だった。
- ある時、自らに強大な超能力(テレキネシス、精神干渉)が備わっていることに気づく。
- 彼は「人間は世界の害悪であり、秩序を乱す存在」と考え、家族(母と妹)を能力で惨殺する。
(これがヴィクター・クリール事件の真相) - 父ヴィクターも殺そうとするが、力を使い果たし昏睡状態に。
ヴィクターは殺人犯として精神病院に収監される。
- ホーキンス研究所(001=ワン時代)
- 昏睡状態から目覚めたヘンリーは、彼の能力に気づいたブレナー博士(パパ)に引き取られる。
- 彼はホーキンス研究所で「001(ワン)」と呼ばれる最初の被験者となる。
- ブレナー博士は001の能力を恐れ、彼の首に「ソテリオ」と呼ばれる能力抑制チップを埋め込み、研究所の職員(ピーター・バラード)として監視下に置いた。
- 1979年(研究所の惨劇)
- 職員ピーターとして過ごしていた001は、研究所で実験を受けていた幼いイレブン(エル)に近づく。
- 彼はイレブンに同情し、彼女を騙して首のチップを外させる。
- 能力を取り戻した001は、自分を拘束したブレナー博士と研究所への復讐のため、他の被験者や職員を皆殺しにする。
(シーズン4冒頭の惨劇の真相)
- ヴェクナの誕生
- 001はイレブンにも仲間になるよう誘うが、イレブンはこれを拒否。
- 二人は研究所で激突。
追い詰められたイレブンは、悲しみと怒りの力で潜在能力を爆発させ、001を壁に叩きつける。 - この時、イレブンは(意図せず)最初の「ゲート」を開き、001は「裏側の世界」へと追放される。
- 裏側の世界で、001は落雷のようなエネルギーに焼かれながら落下し、醜悪な怪物「ヴェクナ」へと変貌を遂げた。
考察2:ヴェクナの目的とマインド・フレイヤーとの関係
ヴェクナの目的は、シーズン4で彼自身がナンシーに語った通り、「人間世界の破壊」と「新たな秩序の構築」です。
彼は裏側の世界に追放された後、そこで「マインド・フレイヤー」(シーズン2、3の黒幕である巨大なクモ型の怪物)を発見(あるいは形成)します。
シーズン4の描写から、マインド・フレイヤーは元々裏側の世界に存在した原始的な力(粒子)であり、ヴェクナ(001)が自らの超能力でそれを「クモ」の形(彼が幼少期に好んだ形)に形成し、ハイヴ・マインド(集合意識)の頂点に君臨した可能性が非常に高いです。
つまり、シーズン1のデモゴルゴンも、シーズン2、3のマインド・フレイヤーも、すべてはヴェクナ(001)が裏側の世界からホーキンスを侵略するために操っていた「駒」であったと考えられます。
ヴェクナがホーキンスで4人の犠牲者(クリッシー、フレッド、パトリック、マックス)を出すことで4つの小さなゲートを開き、それらを繋げて巨大な亀裂(ゲート)を完成させたのも、すべては現実世界への侵攻ルートを確立するためでした。
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考察3:マックスの行方(死亡したのか? どうなった?)
シーズン4の結末で、多くの視聴者が最も気になっているのがマックスの容態です。
結論から言うと、マックスは「死亡」はしていませんが、「生存」とも言えない極めて危険な状態です。
- 肉体の状態: ヴェクナの呪いにより、四肢を折られ、失明。
心臓も一度停止した(臨床的には死亡した)。 - 魂(精神)の状態: イレブンが蘇生させたものの、病院で昏睡状態が続く。
イレブンがマックスの精神世界(心の中)に入ろうとしても、そこは「空っぽ(Void)」でした。
この「空っぽ」という状態が最大の謎です。
最も有力な考察は、「マックスの肉体は生きているが、彼女の意識(魂)はヴェクナに取り込まれてしまった」というものです。
ヴェクナは犠牲者の魂を自らの精神世界に取り込む描写がありました。
マックスも心停止した瞬間に、魂を奪われた可能性があります。
シーズン5では、仲間たちが昏睡状態のマックスの肉体を守りつつ、イレブン(と仲間たち)がヴェクナの精神世界に乗り込み、囚われたマックスの魂を奪還する、という展開が予想されます。
マックスが聴いていた「Running Up That Hill」の歌詞(神と取引をして、彼の場所と入れ替わりたい)が、彼女の運命の伏線となっている可能性もあります。
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考察4:シーズン4の死亡キャラまとめとシーズン5への伏線
シーズン4では、ファンに愛されたキャラクターを含む複数の人物が死亡しました。
- エディ・マンソン: 最も衝撃的な死。
デモバットからダスティンを守るため、自ら犠牲となった。
彼の死は「臆病者」と罵られた彼が「英雄」になった瞬間であり、シーズン5でのダスティンの成長に大きな影響を与えるでしょう。 - ドクター・ブレナー(パパ): ニーナ・プロジェクトの施設で、サリバン中佐の部隊に射殺される。
最後までイレブンを「娘」と呼び、支配しようとした。 - ジェイソン・カーヴァー: 暴走した正義感の末、ホーキンスに開いたゲートの亀裂に飲まれ、体が裂けて死亡。
- クリッシー、フレッド、パトリック: ヴェクナの呪いの犠牲者。
シーズン4のラストは、シーズン5(最終章)への明確な「戦争開始」の合図となりました。
- ホーキンスに開いた巨大なゲート。
- 現実世界に降り注ぐ裏側の世界の胞子と侵食。
- ヴェクナの健在(ウィルの感知)。
シーズン5は、このホーキンスを舞台に、ヴェクナ(裏側の世界)軍団と、能力を取り戻したイレブン&ホーキンスの仲間たちとの「最終決戦」が描かれることになります。
『ストレンジャーシングス 4』曲・挿入歌まとめ(マックスとエディの重要曲)
シーズン4は、ストーリー展開において「音楽(曲)」が過去シーズン以上に重要な役割を果たしました。
特に、マックスとエディのシーンで使用された2曲は、世界的なリバイバルヒットという社会現象を巻き起こしました。
ここでは、シーズン4で使用された主要な挿入歌を、そのシーンと共に解説します。
マックスの曲:Kate Bush – “Running Up That Hill (A Deal with God)” (1985年)
(邦題:ケイト・ブッシュ「神秘の丘」)
シーズン4を象徴する、最も重要な曲です。
- 使用シーン: 第4話「親愛なるビリー」
- 解説: ヴェクナの呪いにかけられ、精神世界に捕らわれたマックス。
ルーカス、スティーブ、ダスティンが、彼女の愛する曲である「Running Up That Hill」をカセットテープで流します。
音楽を聴いたマックスは、仲間たちとの幸せな記憶を思い出し、それを足掛かりにヴェクナの束縛から逃れ、現実世界へと走り出す(Running Up)ことに成功します。 - なぜこの曲か: 歌詞の「And if I only could, I’d make a deal with God, And I’d get him to swap our places (もしできるなら、神と取引をして、彼(ビリー)と私の場所を入れ替えてもらうのに)」という一節が、兄ビリーの死に罪悪感を抱くマックスの心境と完璧にリンクしています。
この曲の使用により、1985年の楽曲が2022年の世界(イギリス、アメリカ、日本など)の音楽チャートで1位を獲得するという異例の大ヒットとなりました。

あのシーンで流れるタイミングが完璧すぎる。

あの曲のおかげでマックスがヴェクナから逃げ切るシーン、鳥肌が立ちました!
世界中でリバイバルヒットするのも納得です。
エディの曲:Metallica – “Master of Puppets” (1986年)
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(邦題:メタリカ「メタル・マスター」)
シーズン4のクライマックスを最高潮に盛り上げた、伝説的なギターソロ曲です。
- 使用シーン: 第9話(最終話)「ピギーバック」
- 解説: ヴェクナ本体を攻撃するスティーブたちを援護するため、エディとダスティンは「裏側の世界」でデモバットの大群を引きつける作戦に出ます。
エディはトレーラーハウスの屋根の上で、愛用のギター(B.C. Rich Warlock)を取り出し、メタリカの「Master of Puppets」を爆音で演奏します。
この「ロック史上最もメタルなライブ」により、デモバットの群れはエディのもとへ集結し、作戦は成功します。 - なぜこの曲か: 「Master of Puppets(操り人形の主人)」というタイトルは、裏側の世界の頂点に立ち、デモゴルゴンやマインド・フレイヤーを操る「ヴェクナ」自身を指していると考察できます。
また、ヴェクナに操られる犠牲者たち、あるいはヴェクナに立ち向かうエディ自身の運命を皮肉っているとも取れます。
エディを演じたジョセフ・クイン自身がギターを猛練習し、一部のシーンは彼が実際に演奏しています(ソロの難解な部分はメタリカのベーシストの息子が協力)。
その他の主要な挿入歌・曲リスト
シーズン4は、1980年代のヒット曲が随所に使用され、時代感を完璧に再現しています。
- “California Dreamin'” (The Beach Boys)
- シーン:第1話。
カリフォルニアでのイレブンたちの新生活を描写するシーン。
- シーン:第1話。
- “Psycho Killer” (Talking Heads)
- シーン:第2話。
バスケ部の壮行会で、ジェイソンがスピーチするシーン。
- シーン:第2話。
- “You Spin Me Round (Like a Record)” (Dead or Alive)
- シーン:第2話。
イレブン、マイク、ウィルがローラースケート場「リンキー・ディンク」で楽しむ(直後に惨劇が起きる)シーン。
- シーン:第2話。
- “Pass the Dutchie” (Musical Youth)
- シーン:第2話ほか。
アーガイルのピザバン「サーファー・ボーイ・ピザ」の中で決まって流れるレゲエソング。
- シーン:第2話ほか。
- “Dream a Little Dream of Me” (Ella Fitzgerald / Louis Armstrong)
- シーン:第4話。
ナンシーとロビンがヴィクター・クリールの過去(クリールハウスの惨劇)を調査する際に流れる不気味な曲。
- シーン:第4話。
- “When It’s Cold I’d Like to Die” (Moby)
- シーン:第9話。
エディがダスティンの腕の中で息を引き取る、シーズン4で最も悲しいシーンの一つ。
- シーン:第9話。
- “Every Breath You Take” (The Police)
- シーン:第9話。
イレブンとマイクがローラースケート場で再会するシーン(シーズン2のラストダンスの曲)。
- シーン:第9話。
- “Spellbound” (Siouxsie and the Banshees)
- シーン:第9話。
エンディングクレジット(Vol.2)。
シーズン5への不吉な余韻を残します。
- シーン:第9話。
まとめ:シーズン4は最終決戦への序章
この記事では、『ストレンジャーシングス シーズン4』の「あらすじ・ネタバレ・結末」「相関図・登場人物(新キャラ)」「ヴェクナの正体とマックスの行方に関する考察」「重要な挿入歌・曲」の4つの側面から、その全貌を徹底的に解説しました。
シーズン4のポイントをまとめます。
- あらすじ: ホーキンス、カリフォルニア、ロシアの3拠点で物語が進行。
ホーキンスは新たな脅威「ヴェクナ」に襲われる。 - 相関図: 新キャラ「エディ」「ヴェクナ(001)」「アーガイル」が物語を大きく動かした。
エディは英雄的な死を遂げた。 - 考察: 敵「ヴェクナ」の正体は、研究所の被験者「001(ワン)」=「ヘンリー・クリール」だった。
彼が裏側の世界の支配者であり、マインド・フレイヤーも操っていた。 - 結末: マックスはヴェクナの呪いで瀕死(意識不明)の状態。
ホーキンスには巨大なゲートが開かれ、裏側の世界の侵食が始まった。 - 曲: マックスの「Running Up That Hill」とエディの「Master of Puppets」が、ストーリーの核として極めて重要な役割を果たした。
シーズン4は、シリーズ史上最もダークで絶望的な結末を迎えましたが、これはすべて『ストレンジャーシングス』という壮大な物語の最終章(シーズン5)に向けた「序章」に過ぎません。
ホーキンスに集結した仲間たちは、故郷(と世界)を救うため、ヴェクナとの最後の戦いに挑みます。
シーズン5の最新情報やキャストの動向については、別の記事で詳しく解説していきます。
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