クリスマスシーズンになると無性に見たくなる映画といえば、『ホーム・アローン2』ですよね。
ニューヨークを舞台に、ケビン少年が泥棒たちを撃退する痛快なストーリーは何度見ても飽きません。
しかし、大人になってから見返すと、ある一人の登場人物に強く惹かれませんか?
そう、セントラルパークにいる「鳩おばさん」です。
「あのおばさんは一体誰が演じているの?」
「鳩は本物なの?それとも作り物?」
「ケビンが泊まったホテルの値段や、おもちゃ屋のダンカンさんは誰?」
そんな疑問を持つあなたのために、今回は『ホーム・アローン2』を骨の髄まで楽しみ尽くすための情報をまとめました。
物語の鍵を握る鳩おばさんの正体から、知っていると誰かに話したくなるカメオ出演の裏話、そして気になるお金の事情まで。
読めば必ず、次の映画鑑賞が10倍楽しくなるはずです。
私自身、この映画のラストシーンでは毎回涙腺が崩壊してしまうのですが、その理由も改めて深掘りしていきましょう。
この記事のポイント
- 鳩おばさんを演じたのはオスカー女優ブレンダ・フリッカー
- 鳩おばさんとメリー・ポピンズには意外な共通点と違いがある
- トランプ前大統領のカメオ出演やダンカン氏の感動秘話
- プラザホテルの宿泊費やケビンの総豪遊額を徹底検証
『ホームアローン2』の鳩おばさんの正体と演じた女優
まずは、本作の影の主役とも言える「鳩おばさん」について詳しく見ていきましょう。
一見怖そうに見えて、実は誰よりも温かい心を持っていた彼女。
彼女の存在こそが、この映画を単なるコメディではなく、心温まる名作に押し上げているのです。
では、その正体とは一体誰なのでしょうか。
ケビン「おばさんにプレゼント。鳩の飾り🕊。ひとつづつ持つの。お互いこれを持っている限り、ずっと友達だよ。」
鳩のおばさん「ケビン…ありがとう」
ケビン「忘れないよ。絶対😄」#金曜ロードショー #ホーム・アローン2 pic.twitter.com/TPXzVexo96
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 23, 2022
鳩おばさんの名前と演じている女優は誰?
演じている女優は、アイルランド出身の名優「ブレンダ・フリッカー(Brenda Fricker)」です。
映画の中で彼女の名前が明かされることは最後までありませんでした。
しかし、それが逆に「都会の孤独」を象徴しているようで、より一層彼女の存在感を際立たせています。

演じたブレンダ・フリッカーは、実はものすごい経歴の持ち主です。
1989年の映画『マイ・レフトフット』で、なんとアカデミー助演女優賞を受賞しています。
実力派の女優が演じたからこそ、セリフが少ない役柄でも、目線の動きや表情だけであそこまでの哀愁と優しさを表現できたのですね。
個人的には、ケビンと屋根裏部屋でコンサートを聞くシーンの、彼女の優しい眼差しが忘れられません。

誰にでもなり得るし、誰でもない「孤独」そのものを表している気がして、胸がギュッとなります。

脚本の構造上、彼女はケビンの成長を促す「導き手」の役割を果たしている。
名前をあえてつけないことで、観客は彼女の背景を自由に想像し、感情移入しやすくなる計算された演出なんだ。
鳩おばさんを演じた女優は現在どうしていますか?
映画公開から30年以上が経過しましたが、ブレンダ・フリッカーさんは現在どうされているのでしょうか。
彼女は2014年頃に俳優業を引退しており、現在は故郷のアイルランド・ダブリンで穏やかな生活を送っていると言われています。
過去のインタビューでは、「クリスマスの時期は一人で過ごすことが多い」と、まるで映画の鳩おばさんのような発言をして話題になったこともありました。
しかし、それは彼女なりの静かな生活を楽しんでいるということでしょう。
華やかなハリウッドを離れ、自分のペースで人生を歩んでいる姿もまた、魅力的だと感じます。
メリーポピンズの鳩おばさんとの関係は?
ネット上でよく見かけるのが、「ホームアローン2の鳩おばさんと、メリー・ポピンズの鳩おばさんは同一人物?」という噂です。
結論から言うと、まったくの別人であり、演じている女優も異なります。
| 作品名 | ホーム・アローン2 (1992) | メリー・ポピンズ (1964) |
| 役名 | Pigeon Lady | Bird Woman |
| 演じた女優 | ブレンダ・フリッカー | ジェーン・ダーウェル |
| 場所 | NY セントラルパーク | ロンドン セントポール大聖堂 |
| 類似度 | 4.5 | 5.0 |
『メリー・ポピンズ』に登場するのは「2ペンスを鳩に(Feed the Birds)」という名曲で知られる老女です。
確かに「たくさんの鳩に囲まれている」「孤独な雰囲気がある」という共通点はありますが、作品の舞台も時代も違います。
ただ、『ホーム・アローン2』のクリス・コロンバス監督が、メリー・ポピンズのあの名シーンにオマージュを捧げた可能性は十分に考えられますね。
どちらも「見過ごされがちな存在への愛」を説いている点で、精神的なつながりは深いと言えるでしょう。
映画に登場する鳩は本物?それとも作り物?
あの大量の鳩がケビンや泥棒たちに襲いかかるシーン、どうやって撮影したのか気になりますよね。
実は、あのシーンには「本物の鳩」と「精巧なパペット(人形)」、そして「視覚効果」の3つが組み合わされています。
撮影当時はまだCG技術が今ほど発達していなかったため、基本的には調教された数百羽の本物の鳩が使われました。
鳩おばさんの体に鳩が止まっているシーンなどは、実際にエサを使って鳩を集めて撮影しています。
女優のブレンダ・フリッカーも「最初は怖かったけど、慣れたわ」と語っているほど、体当たりな演技だったそうです。
一方で、泥棒のハリーとマーヴが鳩に突っつかれる危険なシーンでは、パペットが効果的に使われています。
リアルと特撮技術を巧みに使い分けることで、あのカオスで面白い名シーンが生まれたのです。
『ホームアローン2』の鳩おばさんの正体以外のキャストと豆知識
鳩おばさん以外にも、この映画には語り尽くせないほどの魅力的なキャラクターや、驚きの事実が隠されています。
ここからは、知っていると映画通ぶれる「裏話」や「お金の話」にフォーカスしていきます。
おもちゃ屋のダンカン氏は誰が演じた?
ケビンに「クリスマスの売上を寄付する」と語り、友情の証として「キジバトの飾り」を渡す重要人物です。
彼は1940年代のハリウッドでコメディアンとして大活躍した伝説的な俳優でした。
この映画で見せる温厚で子供好きな笑顔は、演技を超えた彼自身の人柄がにじみ出ているように感じます。
ちなみに、ダンカン氏がケビンにプレゼントを渡すシーンは、映画の中でも屈指の「泣ける」ポイントですよね。
ケビンへのプレゼント「キジバト」の意味は誰からの贈り物?
ダンカン氏がケビンにくれた「2羽のキジバト(Turtle Doves)」のオーナメント。
これには深い意味が込められています。
「1つは自分の手元に、もう1つは特別な友達に。そうすれば離れていても心は繋がっている」
このセリフ、本当に素敵ですよね。
最終的にこの「もう1つのキジバト」が、誰の手に渡ったか。
それこそが、この映画が単なるドタバタコメディではなく、愛の物語であることの証明です。
孤独だった鳩おばさんにケビンがキジバトを渡すラストシーンは、何度見ても涙が止まりません。

「誰からも忘れられていた人」が「誰かの特別な人」になった瞬間…。
あのキジバトは、世界で一番価値のあるプレゼントだと思います!
ドナルド・トランプ氏のカメオ出演シーン
今や知らない人はいない、ドナルド・トランプ氏。
実は彼、『ホーム・アローン2』に本人役でカメオ出演しているのをご存じですか?
ケビンがプラザホテルに入ってロビーで道を聞くシーン。
「ロビーはどこ?」と聞くケビンに、「あっちだよ」と答える背の高い男性、彼こそが当時のプラザホテルのオーナーであったトランプ氏です。
撮影当時、プラザホテルでの撮影許可を得るための条件の一つが「トランプ氏を映画に出すこと」だったと言われています。
ほんの一瞬の出来事ですが、時代の変化を感じさせる貴重なシーンとなっています。
映画を見る際は、ぜひ目を凝らして探してみてください。
プラザホテルの値段とスイートルームの実態
ケビンが父親のクレジットカードを使って豪遊した「プラザホテル」。
ニューヨークを代表する超高級ホテルですが、実際の宿泊費はどれくらいなのでしょうか。
| 部屋タイプ | 当時の推定価格(1泊) | 現在の推定価格(1泊) |
| スタンダード | 約3万円〜 | 約10万円〜 |
| スイート | 約15万円〜 | 約30万円〜 |
| ロイヤルスイート | 約40万円〜 | 約400万円〜 |
映画公開当時に比べ、物価の上昇もあり、現在はさらに高額になっています。
ケビンが泊まったようなスイートルームだと、一泊数十万円は下りません。
しかも、ルームサービスでアイスクリームやお菓子を頼みまくっていましたよね。
あのような贅沢、一度でいいからやってみたいものです。
ホーム・アローン2でケビンが使ったお金はいくら?
最後に気になるのが、ケビンがニューヨーク滞在中に使った総額です。
映画のラストで、父親がルームサービスの請求書を見て叫ぶシーンがあります。
その額、なんと「967ドル43セント」。
当時のレート(1ドル=約125円)で計算すると、約12万円です。
さらに、ホテルの宿泊費や飛行機のチケット代などを合わせると、この旅行での「ケビン関連の損失」は相当な額になります。
たった数日の滞在で、ルームサービスだけで12万円。
子供の夢が詰まっていますが、親の立場からするとゾッとする金額ですね。

感動的な再会の直後に、現実に引き戻す請求書の叫び。
この緩急こそが、クリス・コロンバス監督の演出の妙と言えるだろう。
ホームアローン2の鳩おばさんの正体まとめ
いかがでしたでしょうか。
『ホーム・アローン2』は、単なる子供向け映画ではなく、大人が見ても発見と感動に満ちた傑作です。
特に鳩おばさんの存在は、私たちに「見かけで人を判断しないこと」や「友情の大切さ」を教えてくれます。
今回の記事の要点をまとめます。
- ホームアローン 2 鳩おばさん正体は、アイルランドの名優ブレンダ・フリッカー。
- 彼女はアカデミー賞を受賞した実力派であり、現在は引退して穏やかに暮らしている。
- メリー・ポピンズの鳩おばさんとは別人だが、精神的なオマージュの可能性はある。
- 映画の鳩は、本物と精巧なパペット、VFXを組み合わせて撮影された。
- おもちゃ屋のダンカン氏はエディ・ブラッケンが演じ、温かい人柄が反映されている。
- トランプ前大統領のカメオ出演は、プラザホテルの撮影許可条件だった。
- ケビンが使ったルームサービス代は約967ドル(当時約12万円)という衝撃の金額。
- キジバトのプレゼントは、孤独な鳩おばさんとケビンをつなぐ永遠の友情の証。
今年のクリスマスは、ぜひこれらの裏話を思い出しながら、もう一度『ホーム・アローン2』を楽しんでみてください。
きっと、今までとは違った温かい涙が流れるはずです。